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J-GLOBAL ID:201202266041197061   整理番号:12A1310854

リン光有機発光ダイオードのための高Lewis酸性度Geドーパントを添加した透明酸化インジウム膜

Transparent indium oxide films doped with high Lewis acid strength Ge dopant for phosphorescent organic light-emitting diodes
著者 (5件):
資料名:
巻: 45  号: 32  ページ: 325102,1-6  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: B0092B  ISSN: 0022-3727  CODEN: JPAPBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Ge添加In2O3(IGO)膜を,GeO2とIn2O3の同時スパッタリングにより作成した。得られた膜に様々な条件下で熱処理を施し,リン光有機発光ダイオード(POLED)の透明電極として用いるのに相応しい特性を与える条件を調べた。その結果として,最適条件下で得られたIGO膜は,面積当たり14.0Ωという低いシート抵抗を示した。また,このときの光学透過率は86.9%,仕事関数は5.2eVであった。これらの特性値は,従来のSn添加In2O3(ITO)膜に匹敵する性能である。この原因として,Ge4+イオンのLewis酸性度(3.06)が,Sn3+の値(1.62)よりも高いために,IGO膜の近赤外域での透明度とキャリア移動度(39.16cm2V-1s-1)はITO膜より高くなったと考えられる。また,急速熱処理の際に成長したゾーンIIによって生じたIGO結晶粒の強い優先配向(222)が,キャリア移動度を増大させ,IGO膜の表面モルフォロジーを改善したことも,観測された特性改善の原因である。IGO陽極上に作製したPOLEDの電流密度-電圧-照度曲線を測定した。その結果,このIGO陽極を使ったPOLEDは,その低いシート抵抗と高い光学透過率のために,ITOを用いたPOLEDと同等の性能を示すことが分かった。
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の電気伝導  ,  無機化合物の可視・紫外スペクトル 

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