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J-GLOBAL ID：201202266077911348   整理番号：12A1524030

結晶粒径勾配のあるナノ構造材料の塑性変形のモデリング

Modeling of the plastic deformation of nanostructured materials with grain size gradient

著者 (2件)： LI Jianjun (Dep. of Mechanical Engineering, The Univ. of Hong Kong, CHN) ,  SOH A.k. (Dep. of Mechanical Engineering, The Univ. of Hong Kong, CHN)
資料名： International Journal of Plasticity  (International Journal of Plasticity)
巻： 39  ページ： 88-102  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： D0468C  ISSN： 0749-6419  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの研究では,結晶粒サイズが数十ナノメータから数十マイクロメータまで変わっている表面ナノ結晶化(SNC)材料の際立った機械特性が,主に結晶粒径勾配(GSG)領域によるものであると示している。本研究では上に述べたSNC材料の機械的挙動を研究するために転位密度に基づいたモデルを開発した。結晶粒サイズが数十ナノメータから数十マイクロメータまで変化している金属材料の本質的な挙動を最初に確立した。結晶粒サイズに依存している付加的な転位の動的な回復項が,結晶粒制限に起因した加工硬化を考慮した現在のモデルに含まれていることに注目する。さらに,実験で観察された応力に導かれた歪成長を,提案したモデルに取り込んだ。提案した定量的可塑性モデルによりSNC材料の強度,延性および加工硬化速度を調整するGSGの役割を研究することができた。この理論的予測は現存する実験結果とよく一致した。さらに,GSG層の膜厚比と結晶粒成長がSNC材料の強度と延性に著しく影響を及ぼすことがわかった。それゆえ,提案したモデルをGSG領域と結晶粒成長において膜厚比と結晶粒サイズを制御することによってSNC材料の機械的挙動を最適化するために採用することができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *結晶粒度 ,  *粒度分布 ,  勾配 ,  構造材料 ,  *塑性変形 ,  モデリング ,  ナノ結晶 ,  結晶化 ,  *転位密度 ,  金属材料 ,  動的回復 ,  結晶成長 ,  延性 ,  構成モデル ,  流れ応力 ,  銅 ,  降伏強さ ,  歪硬化 ,  ナノ材料
準シソーラス用語： ナノ構造材料 ,  結晶粒成長

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  金属材料  (HC03020E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 結晶粒径 ,  勾配 ,  ナノ構造材料 ,  塑性変形 ,  モデリング