抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,硫黄の融点(119°C)より上において,この条件下で硫酸鉛鉱(PbSO
4)と鉛鉄明礬石(PbFe
6(SO
4)
4(OH)
12)が形成するか決定するために,方鉛鉱と黄鉄鉱の硝酸浸出を調べることである。分離および混合の両方の純粋な方鉛鉱と黄鉄鉱粒子を,温度範囲130から170°Cにおいて0.13~0.91MHNO
3溶液でのオートクレーブ実験で浸出させた。加えて,硫酸鉛鉱の粒子を鉄明礬石形成についての条件を決定するために同じ温度範囲において硝酸第二鉄-硝酸溶液で浸出させた。130°Cにおいて,方鉛鉱単独で,酸濃度の上昇が初期鉛溶解に及ぼす好ましい効果を有していたが,その後に続く鉛の沈殿と表面不動態化を加速する硫黄酸化速度を促進した。温度の上昇はより高い鉛の抽出をもたらすことはなく,これはおそらく大量で急速な硫黄生成によるものであった。一方,純粋な黄鉄鉱で,高い酸濃度は増加した黄鉄鉱酸化(0.91Mで僅か15分後に100%の変態)と初期鉄溶解を促進した。黄鉄鉱の有無における方鉛鉱浸出性生物の比較が,機構における顕著な差異を示す;前者においては高度に酸化した生成物が形成し,後者では,未酸化方鉛鉱のみが同じ条件で検出される。結合方鉛鉱-黄鉄鉱浸出の固体残渣をX線回折と走査型電子顕微鏡で調べ,硫酸鉛鉱と鉛鉄明礬石の両方の証拠を見出している。このことは,おそらく同じ条件下での第二鉄イオンによる酸化の役割によるものである。硝酸塩化した溶液中では硫酸鉛鉱はPb-鉄明礬石を形成するよう第二鉄イオンと,特に高温において反応することを立証した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.