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J-GLOBAL ID：201202266128488216   整理番号：12A1546265

地下水からのヒ素除去に関する数値的除去モデルの開発

Development of Numerical Removal Model of Arsenic from Groundwater

著者 (3件)： RAZZAK Abdur (Dhaka North City Corp., BGD) ,  JINNO Kenji (Kyushu Univ., JPN) ,  HIROSHIRO Yoshinari
資料名： Memoirs of the Faculty of Engineering, Kyushu University (Web)  (Memoirs of the Faculty of Engineering, Kyushu University (Web))
巻： 72  号： 3  ページ： 85-102 (WEB ONLY)  発行年： 2012年09月03日 
JST資料番号： U0093A  ISSN： 1880-148X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： その生物に対する激しい毒性の故に,飲用水からのヒ素除去のための効率的な方法の開発が多いに望まれている。本報では,地下水からのヒ素除去に適した技術を予測するため,化学的並びに物理的過程を考慮した地下水からのヒ素及びその他のバックグラウンド種の除去を記述することができる数値モデルを開発した。ヒ素の水酸化第二鉄との吸着/共沈に基づき,酸化卓越条件下における対流,分散,分子拡散及び微生物媒介化学プロセスを含むヒ素及び鉄の挙動も示した。差分法及び特性法(MOK)を利用し,ヒ素の輸送方程式及び物質収支方程式を数値的に解いた。初期条件及び境界条件を示した。速度論的サブモデルは,複数の微生物群の従属栄養代謝を記述する。微生物の増殖はMonod型の速度モデルに従うと仮定した。この除去シミュレーションモデルの結果は,基質(例えば有機炭素)の利用可能性,最大増殖速度,細菌の収率係数,水酸化鉄の沈殿速度,及びヒ素の水酸化鉄との吸着/沈殿速度が地下水からのヒ素除去に影響する重要なパラメータであることを実証した。全てのパラメータの中で,有機炭素濃度が最も重要であることが証明された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *浄水 ,  地下水 ,  地下水汚濁 ,  重金属汚染 ,  *ヒ素 ,  モデリング ,  *数学モデル ,  シミュレーションモデル ,  酸化 ,  微生物
準シソーラス用語： *数値モデル

分類 (3件)： 下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  研究開発  (SA01040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地下水 ,  ヒ素除去 ,  数値 ,  モデル ,  開発