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J-GLOBAL ID：201202266156780810   整理番号：12A0105415

SrcキナーゼによるN-メチル-D-アスパラギン酸受容体類の制御

The regulation of N-methyl-d-aspartate receptors by Src kinase

著者 (8件)： GROVEMAN Bradley R. (Florida State Univ., FL, USA) ,  FENG Shuang (Florida State Univ., FL, USA) ,  FENG Shuang (Guangxi Medical Univ., Nanning, CHN) ,  FANG Xiao-Qian (Florida State Univ., FL, USA) ,  PFLUEGER Melissa (Florida State Univ., FL, USA) ,  LIN Shuang-Xiu (Florida State Univ., FL, USA) ,  BIENKIEWICZ Ewa A. (Florida State Univ., FL, USA) ,  YU XianMin (Florida State Univ., FL, USA)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 279  号： 1  ページ： 20-28  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Srcファミリーキナーゼ(SFK)類は,末梢/中枢神経系において発現する種々のタイプのイオンチャンネルと関連しており,中枢神経系においてN-メチル-D-アスパラギン酸受容体(NMDAR)類を制御する複数のシグナル伝達経路の収束点として作用していることが最近報告されている。SrcやFynなどのSFK分子類は,直接/間接的な機構を経由して,基質であるNMDAR類と密接に関連している。初期の研究はSH2あるいはSH3ドメインとの分子間相互作用がSFK類を閉鎖立体配座にロックしていることを示し,ドメイン間の相互作用を裂開するとSFK類の活性化を誘導できることが明らかにされている。またSFK類の酵素活性には段階があり,SH2やSH3ドメインがAblのような蛋白質チロシンキナーゼの触媒活性を刺激する可能性も示されている。これらの発見は,SFK類制御の根底にある新規の機構を示している。

シソーラス用語： *NMDA受容体 ,  *Srcタンパク質 ,  制御 ,  *神経系 ,  細胞情報伝達 ,  *遺伝子発現 ,  相互作用
準シソーラス用語： *Srcキナーゼ ,  シグナル伝達 ,  ドメイン間相互作用

分類 (4件)： 神経系一般  (EJ12010J) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： Srcキナーゼ ,  N-メチル-D-アスパラギン酸受容体