抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の低い食料自給率の原因は飼料穀物トウモロコシの大量輸入と水田の活用不足であった。ここではその直接的な対応策ではなく,日本国内の山地,森林の利用拡大による畜産・酪農業展開について提案した。日本の林業は,森林の放置と安価な外材の輸入で経営が成り立たない。森林の備蓄量は増加の一方林業人口は減少を続けている。一方酪農の実態は,極度に穀物に依存したもので工場式酪農ともいえる。スイスにおける山地の傾斜地を利用した牧草地による酪農と比較したとき,牧草地開発による飼料自給の形態も考えられるべきである。