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J-GLOBAL ID：201202266234226662   整理番号：12A1398559

マウス脳皮質のプロテオミクス解析は虚血性プレコンディショニングの一般的特徴として代謝性ダウンレギュレーションを同定する

Proteomic analysis of mouse brain cortex identifies metabolic down-regulation as a general feature of ischemic pre-conditioning

著者 (7件)： SCORNAVACCA Giacomo (Istituto di Ricerche Farmacologiche Mario Negri, Milan, ITA) ,  GESUETE Raffaella (Istituto di Ricerche Farmacologiche Mario Negri, Milan, ITA) ,  ORSINI Franca (Istituto di Ricerche Farmacologiche Mario Negri, Milan, ITA) ,  PASTORELLI Roberta (Istituto di Ricerche Farmacologiche Mario Negri, Milan, ITA) ,  FANELLI Roberto (Istituto di Ricerche Farmacologiche Mario Negri, Milan, ITA) ,  DE SIMONI Maria-Grazia (Istituto di Ricerche Farmacologiche Mario Negri, Milan, ITA) ,  AIROLDI Luisa (Istituto di Ricerche Farmacologiche Mario Negri, Milan, ITA)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 122  号： 5/6  ページ： 1219-1229  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 虚血性プレコンディショニング(IPC)により誘導される保護的表現型の獲得に関与する分子機構を解明するため,マウスの中大脳動脈閉塞による一過性脳虚血モデルを用いて脳皮質のプロテオミクス解析を行った。蛋白質は二次元電気泳動とLC-MS/MS分析により解析した。IPC刺激によりHSP70がアップレギュレーションされ,ウェスタンブロット法によりHSP70発現上昇が確認された。HSP70発現と平行してアンドロゲン受容体発現が認められた。虚血耐性群では,中大脳動脈閉塞後に多数の蛋白質が過剰発現し,対照レベルまで回復した。虚血耐性群におけるグルタミン酸シンターゼのダウンレギュレーションが認められた。これらの結果から,代謝性ダウンレギュレーションが神経保護に関与するIPCの一般的特徴であることが示唆された。

シソーラス用語： マウス ,  プロテオミクス ,  *大脳皮質 ,  *一過性脳虚血 ,  LC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  タンパク質合成 ,  分子遺伝現象 ,  ダウンレギュレーション ,  病態モデル ,  二次元電気泳動 ,  ウェスタンブロット法 ,  HSP70 ,  アンドロゲン受容体 ,  動脈閉塞性疾患 ,  脳血管障害 ,  グルタミン酸シンターゼ ,  *タンパク質 ,  星状細胞
準シソーラス用語： LC-MS/MS分析 ,  プレコンディショニング ,  プロテオミクス解析 ,  蛋白質発現 ,  中大脳動脈閉塞

分類 (3件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (8件)： マウス ,  脳 ,  皮質 ,  プロテオミクス解析 ,  虚血性プレコンディショニング ,  代謝 ,  ダウンレギュレーション ,  同定