抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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企業が大きな変革を迎えると管理者は部下に多くの仕事を要求し,部下達の心配レベルを上げ,恐怖を処理する大脳皮質を刺激し,本来なら問題解決に向けられるべき脳活動を阻害する。Burt’s Bees社では新たに19箇国に事業を拡大するに当たってのストレス時期にCEOのJohn Replogleは毎日全社に従業員の働きを褒めるメールを送り,ポジティブ思考を働きかけた。この結果,会社はグローバル企業へと発展できた。自身の脳をポジティブ思考に変えるようにすることは筋肉を鍛えるのとそう大きな違いは無い。新しい習慣を開発することにより,脳を再結線できる。本稿では,ポジティブ思考と関連する5つの活動を提起し,その実践者とそうでない従業員との違いを調査した。その結果,これら活動を少しでも実践することによりポジティブ思考を高められることを確認した。また,ストレスは脳活動を萎縮させるが肯定的な面もある。ストレスを感じたときはそれらをリストアップし,自身で制御できるものとそうでないものに分ける。そして,自身で制御できるものを1つ取り上げ,少しでもよいからそれを軽減する具体的な手段を取る。これにより,自身の脳をポジティブ思考へと変換できる。