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J-GLOBAL ID:201202266285383703   整理番号:12A0638527

弥生前期遺跡における水田遺構の土壌断面形態および化学性

Soil profiles and chemical properties preserved in paddy fields of the early Yayoi period
著者 (2件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 147-153  発行年: 2012年04月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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弥生前期遺跡(三重県)における水田遺構の土壌断面の各層位から土壌を採取し,化学性分析を行って当時の養分状態について現代の土壌と比較検討した。A地点における弥生前期の水田は,シルト質の埴壌土または壌土でグライ層であった。B地点における弥生前期畑では,土色は黒色で全炭素および全窒素含量が多かった。BおよびC地点における中世の水田では,交換性カルシウム,マグネシウムおよび可給態リン酸が多く含まれ,現代の水田土壌と比較して遜色はなかった。
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分類 (1件):
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土壌調査 
引用文献 (16件):
  • 加藤芳郎. 遺跡埋没水田の認定問題. ペドロジスト. 1992, 36, 93-100
  • 工楽善通. 水田の考古学. 1991, 30-50
  • 藤原彰夫. 土と日本古代文化. 1991, 280-300
  • 三重県埋蔵文化財センター. 筋違遺跡発掘調査報告-第1分冊-. 2004, 1-80
  • 三重県埋蔵文化財センター. 筋違遺跡発掘調査報告-第2分冊-. 2005, 1-74
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