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J-GLOBAL ID：201202266286709114   整理番号：12A1317239

接着合板における湿気による応力に与えるタッピングネジの影響

Effect of self-tapping screws on moisture induced stresses in glulam

著者 (2件)： ANGST Vanessa (NTNU Norwegian Univ. of Sci. and Technol., Dep. of Structural Engineering, Richard Birkelandsvei 1a, N-7491 ...) ,  MALO Kjell Arne (NTNU Norwegian Univ. of Sci. and Technol., Dep. of Structural Engineering, Richard Birkelandsvei 1a, N-7491 ...)
資料名： Engineering Structures  (Engineering Structures)
巻： 45  ページ： 299-306  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0709B  ISSN： 0141-0296  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 使用されている接着合板構造は,湿気により木目に対して垂直な方向の応力を生じることがあり,これが耐力を低下させる原因となりうる。接着合板の木目と垂直方向の引張強度を増大させる方法として,タッピングネジの使用があり,一定の気候のところでは効果があることが確認されている。しかしながら変化する気候のところでは,そのようなネジによる補強の性能は明らかになっていない。本報告は,湿潤と乾燥という気候変動にさらされる接着合板に生ずる湿気による応力に与えるタッピングネジの影響について,実験および数値解析により検討したものである。結果,湿潤状態ではネジによる補強は断面の中心に生ずる最大引張応力を著しく低下させた。ネジの間隔を70から210mmとすると,補強されていない接着合板の梁と比較して70から30%の応力低減が達成された。補強のためのネジの間に生ずる引張応力は,ネジの間隔のみならず断面の幅と合板各層の年輪のパターンに強く依存する。乾燥過程において補強ネジにより生ずる付加的な拘束は,断面の境界付近において引張応力の僅かな増大をもたらす。これらは,湿潤過程において生ずる引張応力と比較してやや小さかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *合板 ,  湿潤 ,  *応力分布 ,  *ねじ結合 ,  間隔 ,  木理 ,  乾燥 ,  耐荷力 ,  引張強さ ,  環境試験 ,  数値解析 ,  接着 ,  *積層構造
準シソーラス用語： タッピングネジ

分類 (2件)： 改良木材  (FF05033J) ,  木構造  (RA04020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 合板 ,  湿気 ,  応力 ,  タッピングネジ