文献
J-GLOBAL ID:201202266365697326   整理番号:12A0838826

アカゲラ雛の捕食者誘発性の採餌率減少の補償

Compensation for predator-induced reduction in nestling feeding rate in the Great Spotted Woodpecker
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 167-172  発行年: 2012年 
JST資料番号: L3918A  ISSN: 0289-0771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
親鳥は実際の捕食リスクに応じて柔軟な行動で対応することで,ひっ迫した捕食コストを防ぐ努力をするが,これは親のケアが減少することで子供の将来のコストを招くことになるかも知れない。しかし捕食者遭遇の時間的な特性により,危険な時間中に減少する雛の採餌は給餌行動の増加によりその後補償されることが示唆される(捕食リスク配分仮説)。主要な巣捕食者/競合者であるホシムクドリ(Sturnus vulgaris)と直面するアカゲラ(Dendrocopos major)においてこの予測を調査した。生きたムクドリと短い時間遭遇した後,雛の給餌率は減少したが,行なわれなかった給餌はその後の給餌率の増加により補償された。この補償効果は,親から見てエネルギー要件や適応度に関して要求の高い年長の雛においてより高かった。したがって鳥は巣防御による巣捕食のひっ迫したリスクに対して反応するのみでなく,満たされなかった雛の要求に関する巣防御の潜在的なコストを補償できる可能性がある。しかし行なわれなかった給餌を親鳥が本当に補償するか,給餌頻度の増加は巣防御戦略を表わしているかを区別するためには,運ばれる餌の量に対するデータが必要である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
異種生物間相互作用  ,  個生態学 
引用文献 (28件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る