TCA回路と共役した生物電気化学反応の微小クーロメトリック研究

TSUJIMURA Seiya; FUKUDA Jun; SHIRAI Osamu; KANO Kenji; SAKAI Hideki; TOKITA Yuichi; HATAZAWA Tsuyonobu

文献

J-GLOBAL ID：201202266399550995 整理番号：12A0539994

TCA回路と共役した生物電気化学反応の微小クーロメトリック研究

Micro-coulometric study of bioelectrochemical reaction coupled with TCA cycle

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資料名：
巻： 34 号： 1 ページ： 244-248 発行年： 2012年04月15日
JST資料番号： D0173C ISSN： 0956-5663 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

トリカルボン酸(TCA)回路反応に基づいた電気-酵素的電解システムを,マイクロ・バルク電解システムに関して調べた。TCA回路における一連の酵素触媒反応を電極反応と共役させた。Ag|AgClに対して-0.15Vの見掛け電位を持つ酸化還元メディエータの助けで,NADHの電気化学酸化はジアホラーゼにより触媒された。メディエータもまたコハク酸デヒドロゲナーゼと電極との間の電子を往復させることができた。電気分解時の変化は,TCA回路カスケードにおけるデヒドロゲナーゼ反応の各々の添加時に増大した。しかしながら,電気分解効率は,生産物阻害のために90%に近いか,以下であった。二つのNAD依存性デヒドロゲナーゼにより触媒されたアセチルCoAへの乳酸酸化は,生物電気化学TCA回路反応と共役し,CO₂への乳酸の12電子酸化を達成した。5nmolの乳酸の生物電極触媒酸化での変化は4mCであり,電気分解効率の70%に対応した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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生化学的分析法 , 代謝一般

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