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J-GLOBAL ID:201202266428538452   整理番号:12A0558759

間氷期ステージ11における極域氷床の崩壊

Collapse of polar ice sheets during the stage 11 interglacial
著者 (2件):
資料名:
巻: 483  号: 7390  ページ: 453-456  発行年: 2012年03月22日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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テクトニクス的に安定なバミューダ諸島とバハマ諸島の更新世における海岸線形状の観測は,ほぼ40万年前の海水準が現在よりも20メートル以上高かったことを示唆しており,論争を起こしている。地質年代学的証拠と地形学的証拠は,氷期における異常に長い温暖な期間である間氷期海洋同位体ステージ(MIS)11の間に,これらの地形が形成されたことを示している。これまでの研究は,このような海岸線の特徴について2つの異なる仮説を提示している。1つは,西南極氷床とグリーンランド氷床の崩壊に加えて,東南極氷床がかなり融解したとするもの,もう1つは,MIS11の間に巨大津波が発生したとするものである。本論文では,このような地形の標高は,これらの場所での異常に長い間氷期にわたって起こった氷期後地殻沈降を考慮すると,約10メートル下がるようにに補正する必要があることを示す。この補正に基づいて,MIS11の後半にはユースタティックな海水準が現在よりも約6~13m高かったと見積もられる。このことは,グリーンランド氷床と西南極氷床の両方が長い温暖な期間に崩壊したが,東南極氷床の体積変化は比較的小さかったことを示しており,したがってMIS11における東南極氷床の安定性にかかわる長い間続いた論争を解決するものである。Copyright Nature Publishing Group 2012
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分類 (1件):
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第四紀 
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