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J-GLOBAL ID：201202266447402812   整理番号：12A1691653

蒸気暴露下のカルセインとカルセイン-銀膜 センサー特性と可逆性膜再構築について

Calcein and calcein-Ag films under vapor exposure: Sensing properties and reversible film restructuring

著者 (6件)： KRUGLENKO I. (V. Lashkaryov Inst. of Semiconductor Physics, NAS of Ukraine, UKR) ,  BURLACHENKO J. (V. Lashkaryov Inst. of Semiconductor Physics, NAS of Ukraine, UKR) ,  KRAVCHENKO S. (V. Lashkaryov Inst. of Semiconductor Physics, NAS of Ukraine, UKR) ,  LYTVYN P. (V. Lashkaryov Inst. of Semiconductor Physics, NAS of Ukraine, UKR) ,  MANOILOV E. (V. Lashkaryov Inst. of Semiconductor Physics, NAS of Ukraine, UKR) ,  SLABKOVSKA M. (V.M.Glushkov Inst. of Cybernetics, NAS of Ukraine, UKR)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 101  ページ： 267-272  発行年： 2012年11月15日 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究は染料であるカルセインを基とする有機及び有機-無機フィルムの吸着特性について検討している。銀ナノ粒子を埋め込むことで多くの分析物に対するフィルムの感度が向上した(特に,エタノールに対する感度は30%向上)。両方のフィルムは水蒸気に対して高い感度を示し,水晶微量天秤センサーにおいては約700Hzの応答性があった。検討した内容により,フィルムの再構築に必要なことや水分子の吸着で引き起こされる濃度の増加が示された。これらの変化は可逆的であった。:即ち,乾燥後,センサーの応答がゼロになり,フィルムの構造は十分回復できた。カルセインやカルセイン-銀フィルムの表面で吸着が起きるので,引き起こされている変化の値や可逆性は,これらの素材がセンサーだけでなく,開発しているナノアクチュエーターとして利用する上で極めて有望なものであることを示していた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *吸着 ,  *ナノ粒子 ,  *ガスセンサ ,  水蒸気 ,  *微量天秤 ,  可逆変化 ,  膨潤 ,  再構成 ,  蛍光スペクトル ,  吸収スペクトル ,  *アミノアルコール ,  ラクトン ,  スピロ化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノカルボン酸 ,  第三アミン ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *銀ナノ粒子 ,  *水晶微量天秤

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  その他の物理分析  (CC03014E) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (2件)： カルセイン ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (7件)： 蒸気 ,  暴露 ,  カルセイン ,  銀 ,  センサー ,  可逆性 ,  再構築