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J-GLOBAL ID:201202266467485153   整理番号:12A0890112

暗色地域の観測から明らかになったタイタン表面にある熱帯湖らしきもの

Possible tropical lakes on Titan from observations of dark terrain
著者 (8件):
資料名:
巻: 486  号: 7402  ページ: 237-239  発行年: 2012年06月14日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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タイタンには地球と同じように雲や雨,湖があるが,その成分は水ではなくメタンである。地球とは異なり,凝結性メタンの大部分(全球平均すると5mの深さに相当する)は大気中に含まれている。レーダー画像により表面で検出された液体(約2mの深さ)は緯度50度の極域方向のみに発見されている。一方,砂丘地域は熱帯地方に広がっている。大気大循環モデルは,メタンがこのような低緯度域から極域へ効率的に移動することを予測して,この二分性を説明している。本論文では,北緯20度から南緯20度の間にある地域の近赤外スペクトル画像の分析について報告する。このデータから,タイタン表面を調べる7つの波長帯中で最も低い値のフラックスが約60×40km2の楕円形の地域で発生しており,それが2004年から繰り返し観測されていることが明らかになった。輻射輸送解析は,得られるスペクトルが黒体表面と一致することを実証しており,これは表面に液体のメタンが存在することを示している。低緯度域に湖が永続的(最近1万年以内)に存在することは,地下にある供給源からの補給を考えると最もうまく説明され,これが,タイタンのメタンの発生源となっている可能性があり,こうしたメタンの絶え間ない光化学的分解が,タイタンに有機化学的な性質を与えているのかもしれない。Copyright Nature Publishing Group 2012
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