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J-GLOBAL ID:201202266474584493   整理番号:12A0900558

熱ガス浄化があるIGCCプラントの経済評価

Economic evaluation of IGCC plants with hot gas cleaning
著者 (2件):
資料名:
巻: 97  ページ: 170-184  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この論文は,石炭燃焼一体化型ガス化複合サイクル(IGCC)発電所が,ドイツで,さらに少ない炭素集約的な電気と熱エネルギーを供給するための,経済的に実行可能な将来の技術になりえるかどうかを調査する。発電におけるCO<sub>2</sub>排出削減の背景において,炭素捕獲&貯留(CCS)の実現を可能にするエネルギー変換技術が,考慮される必要がある。本研究では,IGCCプラントが原子力,及び/あるいは従来の石炭火力発電所への代替手段になり得るかどうかを,経済的観点から調査する。研究はシナリオ分析に基づいている。出発点は,CO<sub>2</sub>価格の今後の見通しと併せて,原子力発電所と時代遅れの石炭火力発電所の予想される停止である。IGCCプラントの熱ガス浄化オプションは,IGCC技術の効率の大幅な増進と,熱供給発電(CHP)の利用を可能にするので,とりわけ興味があるところである。対応する補完的収益(補助金を含む)が,特定の投資コストの増加と比較された。熱ガス浄化以外に,増加石油回収EOR)がCO<sub>2</sub>輸送と貯留のコスト低減を支援できるので,油田への純CO<sub>2</sub>(IGCC工程から分離された)注入の経済影響も調査した。本分析結果に基づいて,IGCC施設による現在稼働中の発電所の置換えは,特定の状況,例えば,地理的理由の下でだけ合理性があると判明した。その上,今日の見通しと,その様々な利点のため,IGCC技術の完全な放棄は,ありそうもない。総コストのNPVsの本分析は,従来型の参照発電所よりも,建設面と運転面で安くつく,幾つかのIGCC設計が存在することを示している。発電所工程から分離されたCO<sub>2</sub>を,ほとんど枯渇した油田に注入するオプションは,IGCC技術に投資されるユーティリティにとって魅力的に思われる。しかしながら,気候変動緩和に関して,最低の投資選択肢が,必ずしも最低のGHG排出ではない。大幅なコスト削減が,プラントの効率を向上させることにより達成できる。最終的に,熱ー電力比が変更される時,NPVは著しく変化し,高い比率がNPV最小化と両立しないことが判明した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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内燃機関発電 

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