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J-GLOBAL ID:201202266541601810   整理番号:12A1001162

自己免疫病患者の細胞表面蛋白質における易動性エピトープに対する自己抗体 抗内皮細胞抗体の検出に対する新規ELISAの提案

Autoantibodies directed against labile epitopes on cell surface proteins in autoimmune disease patients: Proposal of a novel ELISA for the detection of anti-endothelial cell antibodies
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巻: 382  号: 1-2  ページ: 32-39  発行年: 2012年08月31日 
JST資料番号: E0816B  ISSN: 0022-1759  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,抗内皮細胞抗体(AECA)検出に対する新規方法について述べた。全身性血管炎または炎症状態の患者からの血清は,内皮細胞(EC)の結合する抗体(Ab),すなわちAECAを含むことが報告された。AECAはEC活性化および血管障害を誘発することにより免疫原性影響を示すことが知られているが,AECAの免疫病理学的役割は明らかではない。AECAの標的抗原の検出に対し,ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)およびウェスタンブロット法が以前に用いられた。しかし,細胞表面における真の標的抗原(Ags)の探索に対しこれらの方法は適切ではないと仮定し,新規の可溶化細胞表面蛋白質捕獲ELISA(CSP-ELISA)を開発した。ヒト臍静脈内皮細胞(HUVEC)の細胞膜からの細胞表面蛋白質としてAgsを得,これらの細胞表面蛋白質をビオチニル化し,界面活性剤で可溶化し,NeutrAvidinビオチン結合蛋白質(NeuAvi)で被覆されたELISAウェル上で捕獲した。全身性エリテマトーデス(SLE)患者の36人中28人(78%),混合性結合組織病(MCTD)患者の16人中13人(81%)および全身性硬化症(SSc)患者の9人中5人(56%)において,AECAを検出した。ELISAウェル上での抗原の比較的弱い変性は,これら自己抗体(autoAb)の結合の損失を引き起こした。したがって,この新しく開発されたCSP-ELISA法は膜蛋白質のような自己抗原(autoAg)の易動性エピトープへのAbsの検出を可能にさせ,この方法は諸種の膜蛋白質およびそれに対するAbsに対し一般的に応用できる。日常検査のための血清サンプルにおけるAECAの測定に対するCSP-ELISAを提案した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  抗原・抗体・補体一般  ,  バイオアッセイ 

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