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J-GLOBAL ID：201202266580337659   整理番号：12A1515859

TaドープCo₆₅B₃₅非晶質合金の高いガラス形成能の局所構造起源

Local structure origin of higher glass forming ability in Ta doped Co₆₅B₃₅ amorphous alloy

著者 (4件)： WANG H. (Key Lab. of Aerospace Materials and Performance (Ministry of Education), School of Materials Sci. and Engineering ...) ,  HU T. (Taishan Medical Univ., Chang Cheng Road, Hi-Tech Dev. Zone, Taian, Shandong 271016, CHN) ,  QIN J. Y. (Key Lab. for Liquid-Solid Structural Evolution and Processing of Materials (Ministry of Education), Shandong Univ. ...) ,  ZHANG T. (Key Lab. of Aerospace Materials and Performance (Ministry of Education), School of Materials Sci. and Engineering ...)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 112  号： 7  ページ： 073520-073520-5  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TaドープCo₆₅B₃₅非晶質合金の高いガラス形成能の起源を明かにするため,第一原理分子動力学を用いて,組成,局所構造およびダイナミクスの間の相関を調べた。Co₅₅Ta₁₀B₃₅およびCo₆₅B₃₅過冷却液体中では,主要な多面体のタイプと量は同じであった。しかし,前者では,これら多面体の平均寿命が長かった。さらに,成分分析から,Ta原子を含む多面体はクラスタの移動度低下に重要な役割を果たしていることが分かった。Co₅₅Ta₁₀B₃₅過冷却液体中では原子の拡散係数が比較的小さかったが,これはTa添加によって粘性が増して,原子の再配置が困難になることを示している。さらに,Co₅₅Ta₁₀B₃₅非晶質合金中の主要クラスタCo₇Ta₁B₂の結合エネルギーは,Co₆₅B₃₅非晶質合金中の主要クラスタCo₈B₂のそれより大きかった。Coに比べてTaはより多くの電子をBに与える。その結果,B-B結合が強まり,局所構造は安定化する。Ta添加は,局所構造の安定性を高めることによって,クラスタの移動度を大きく下げ,ダイナミクスを遅くして,ガラス形成を促進すると推定した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *コバルト合金 ,  ホウ素含有合金 ,  タンタル添加合金 ,  *非晶質合金 ,  能力 ,  構造 ,  クラスタ ,  寿命 ,  移動度 ,  分子動力学
準シソーラス用語： *ガラス形成能 ,  *局所構造 ,  第一原理分子動力学法 ,  平均寿命

分類 (1件)： 非晶質金属の構造  (BK04020D)

タイトルに関連する用語 (6件)： Ta ,  ドープ ,  非晶質合金 ,  ガラス形成能 ,  局所構造 ,  起源