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J-GLOBAL ID:201202266592450060   整理番号:12A0948395

シクロデキストリン共存下におけるジアリールエテン誘導体の2光子イオン化

著者 (2件):
資料名:
号: 42  ページ: 441-446  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: X0305B  ISSN: 1884-4456  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水溶液中,シクロデキストリン(CD)が存在する中で266nmのレーザ閃光分解を行い,ジアリールエテン,1,2-ビス[2-メチルベンゾ[b]チオフェン-3-イル]-3,3,4,4,5,5-ヘキサフルオロ-1-シクロペンテン (DEph)の遷移吸収を測定した。DEphのイオン化は5nsのレーザ閃光で起こり,水和電子が生成した。この電子は,266nmのレーザ光を同時に照射することにより,2光子の励起で生成し,α-CD,β-CD,mβ-CD,及びγ-CDの存在中でのDEphについて,イオン化量子収率はDEph/CD錯体の性質に依存した。これらの結果から,二光子イオン化はこれらの錯体で起こることが明らかであることがわかった。DEphのイオン化量子収率は水溶液に10mMのγ-CDを添加した後に増加し,γ-CDがDEphのフォトクロミック反応を制御していることがわかった。CDの空孔の大きさがフォトクロミック反応に影響を及ぼし,イオン化量子収率に差が出ることも示唆された。
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分類 (4件):
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分子化合物  ,  多糖類  ,  チオフェンの縮合誘導体  ,  光化学反応 
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