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J-GLOBAL ID：201202266667645988   整理番号：12A0705526

セルロースナノ複合材料における有効な表面改質剤としてサポニンの使用

Use of Saponins as an Effective Surface Modifier in Cellulose Nanocomposites

著者 (7件)： CHERIAN Bibin Mathew (Sao Paulo State Univ. (UNESP), Sao Paulo, BRA) ,  LEAO Alcides Lopes (Sao Paulo State Univ. (UNESP), Sao Paulo, BRA) ,  CALDEIRA Mariana Da Silva (Sao Paulo State Univ. (UNESP), Sao Paulo, BRA) ,  CHIARELLI Daniele (Sao Paulo State Univ. (UNESP), Sao Paulo, BRA) ,  DE SOUZA Sivoney Ferreira (Sao Paulo State Univ. (UNESP), Sao Paulo, BRA) ,  NARINE Suresh (Trent Univ., Ontario, CAN) ,  DE MORAIS CHAVES Marcia Rodr (Sao Paulo State Univ. (UNESP), Sao Paulo, BRA)
資料名： Molecular Crystals and Liquid Crystals  (Molecular Crystals and Liquid Crystals)
巻： 556  ページ： 813-825  発行年： 2012年 
JST資料番号： B0877A  ISSN： 1542-1406  CODEN： MCLCE9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ複合材料における相溶化剤として使用するためにムクロジ科の果皮からサポニンを抽出した。バナナ繊維からナノフィブリルを抽出し,強化剤として用いてポリプロピレン(PP)マトリックスナノ複合材料を作製した。繊維の強化効果における表面処理の有効性を比較研究するために,これらのセルロースナノファイバーをサポニンと市販のシランカップリング剤である3-グリシドキシプロピルトリメトキシシランおよび3-アミノプロピルトリエトキシシランで処理した。天然界面活性剤であるサポニン処理により,セルロースナノファイバーの疎水性の増加に起因してナノ複合材料の表面粗さが減少することが分かった。機械的性質(引張強さ,曲げ弾性率,衝撃強さなど)の向上もPPのような疎水性マトリックスにおける有効なナノセルロース表面改質剤としてサポニンの使用の有望性を反映した。

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  バナナ ,  植物繊維 ,  ナノファイバ ,  *サポニン ,  *表面改質 ,  相溶化剤 ,  ポリプロピレン ,  繊維改質 ,  化学修飾 ,  繊維強化熱可塑性プラスチック ,  モルフォロジー ,  引張強さ ,  衝撃強さ ,  表面粗さ ,  曲げ強さ ,  添加物効果 ,  脂肪族アミン ,  有機ケイ素化合物 ,  第一アミン

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  繊維改質  (YM02050Z)

物質索引 (2件)： 3-アミノプロピルトリエトキシシラン ,  3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン

タイトルに関連する用語 (4件)： セルロース ,  ナノ複合材料 ,  表面改質 ,  サポニン