抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国土交通省では,平成13年に施工された土砂災害防止法に関する政策レビューを実施し,その過程における各種調査結果,取り組みの現状と課題を報告した。全国での基礎調査実施箇所30万4千カ所,そのうち特別警戒区域指定は18万5千カ所で,初回の基礎調査を終了した県は少ない(警戒区域指定完了は4県,特別警戒区域指定完了は3県)。住民の反対により指定が遅れ,警戒避難体制の整備も遅れている状況で,自治体による取り組みに差が出ていることが明らかとなった。