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J-GLOBAL ID：201202266678756382   整理番号：12A0544338

β-ガラクトシダーゼの単分子によって触媒された反応に関するArrheniusプロット

Arrhenius Plot for a Reaction Catalyzed by a Single Molecule of β-Galactosidase

著者 (2件)： CRAIG Douglas B (Univ. Winnipeg, Manitoba, CAN) ,  CHASE Linden N (Univ. Winnipeg, Manitoba, CAN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 84  号： 4  ページ： 2044-2047  発行年： 2012年02月21日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一酵素分子アッセイによって,酵素の個々の分子の触媒反応速度が異なることが実証されており,さらには任意の分子についての速度が時間とともに変化し,培養温度変化に伴う触媒反応速度の相対的変化が不均一であることが示されている。本研究ではキャピラリー電気泳動連続フローアッセイによって大腸菌β-ガラクトシダーゼの単一酵素分子活性を測定した。酵素分子がキャピラリーを横断するのに伴って培養温度を27から37°Cまで増加させ,この温度に伴う速度変化を連続的に記録した。そしてこのデータを単一酵素分子Arrheniusプロットに使用した結果,この反応の活性化エネルギーは31kj/molであることが分かった。先の研究において,大腸菌及びGeobacillus stearothermophilusからのβ-ガラクトシダーゼについてふたつの温度での速度測定によって決定した活性化エネルギーは33~63kj/mol及び35~60kj/molであったが,本研究で決定したβ-ガラクトシダーゼ分子についての活性化エネルギーはこの報告値の低域範囲にあった。

シソーラス用語： *β-ガラクトシダーゼ ,  *触媒反応 ,  *反応速度 ,  *活性化エネルギー ,  図化 ,  酵素 ,  触媒 ,  酵素活性度 ,  キャピラリー電気泳動 ,  大腸菌 ,  内生胞子形成菌 ,  温度依存性 ,  単分子反応 ,  培養条件 ,  連続フロー分析 ,  酵素反応
準シソーラス用語： Arrheniusプロット ,  Geobacillus stearothermophilus ,  酵素触媒 ,  生体触媒反応 ,  培養温度

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  触媒反応一般  (CB06080F)

タイトルに関連する用語 (4件)： β-ガラクトシダーゼ ,  単分子 ,  触媒 ,  Arrheniusプロット