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J-GLOBAL ID：201202266722139574   整理番号：12A0723087

圧力-速度計測から人の被験者の頭部伝達関数を推定

Estimating head-related transfer functions of human subjects from pressure-velocity measurements

著者 (3件)： HIIPAKKA Marko (Dep. of Signal Processing and Acoustics, Aalto Univ. School of Electrical Engineering, Espoo, FIN) ,  KINNARI Teemu (Dep. of Otolaryngology, Helsinki Univ. Central Hospital, Helsinki, FIN) ,  PULKKI Ville (Dep. of Signal Processing and Acoustics, Aalto Univ. School of Electrical Engineering, Espoo, FIN)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 131  号： 5  ページ： 4051-4061  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鼓膜におけるプローブマイクロホンによる個別の頭部伝達関数(HRTF)の直接計測は不愉快でリスクがあり,また信頼性がなく,従って広く使われてきていない。代りに外耳道入口をブロックしてHRTFを計るのが一般的で,これによって個別の外耳道と鼓膜の影響を除去する。本論文では,ミニチュア圧力-速度(PU)センサを使って外耳道入口においてPU計測を行うことにより,鼓膜におけるHRTFの正しいマグニチュード周波数応答を個別に求めることのできる方法を提示した。9音波入射方向による25人の試験被験者のHRTFを実際の無響計測およびエネルギーベース推定法を使って推定した。また本手法を実証するため,鼓膜近傍およびブロックした外耳道入口においてプローブマイクロホンを使って計測を行った。いろいろな方法間の比較を行い,提示した方法はHRTFのマグニチュード周波数応答を求めるのに有効で信頼できる方法であることを示した。PU計測を使って設計したHRTFフィルタは,外耳道入口をブロックして計測した値を使って設計したフィルタより,鼓膜における周波数応答を正しく与えることも示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *伝達関数 ,  頭部 ,  計測 ,  外耳道 ,  入口 ,  圧力 ,  速度 ,  周波数応答 ,  比較試験 ,  フィルタ設計
準シソーラス用語： マイクロセンサ ,  *頭部伝達関数

分類 (1件)： 聴覚  (EJ13030M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 速度計測 ,  人 ,  被験者 ,  頭部伝達関数 ,  推定