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J-GLOBAL ID:201202266771945039   整理番号:12A1312287

UV/TiO2/活性炭系による2,4-ジクロロフェノキシ酢酸の光触媒分解における活性炭の役割

Role of activated carbon in the photocatalytic degradation of 2,4-dichlorophenoxyacetic acid by the UV/TiO2/activated carbon system
著者 (4件):
資料名:
巻: 126  ページ: 100-107  発行年: 2012年09月25日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,統合UV/TiO2/活性炭系を用いた殺虫剤2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)を光触媒分解し,分解反応速度及びこのプロセスにおける活性炭の化学的,テクスチャー的特性の役割を解明することである。得られた結果によると,2,4-Dの接触光分解(UV/TiO2)における活性炭の存在は除去パーセンテージを著しく増すことが分かった。60分の処理後,最大含量のカルボキシル基を有する活性炭の存在によって2,4-D分解の最高のパーセンテージが得られた。このプロセスにおける活性炭の役割を明らかにするため,全2,4-D除去に対する吸着と光触媒的寄与(UV/TiO2)を測定した。主として炭素のカルボキシル基含量が高い場合,UV/TiO2/活性炭系による全除去パーセンテージは吸着及び触媒の寄与の和よりずっと高い値であった。活性炭のテクスチャー特性とその相乗的活性との間に相関は見られなかった;しかし最大のカルボキシル基含量を有する炭素は最高の相乗的活性を示した。光触媒プロセス(UV/TiO2)における使用後の炭素サンプルの化学的及び表面的解析の結果を合わせると,表面カルボキシル基のアルコール基への還元が,活性炭が媒体中のHOラジカルの付加的生成を促進する主要な経路であることが分かった。ラジカル捕捉剤(炭酸イオン,硫酸イオン及びt-ブタノール)の存在下で行われた実験によると,H,eaq-及びHO種が2,4-D光分解に寄与することが分かった。2,4-D光分解中における全有機炭素と毒性の経時変化により,その完全な無機化は達成されず,分解化合物の毒性は2,4-Dのそれよりも低いことが明らかになった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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光化学反応  ,  雑草に対する農薬 
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