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J-GLOBAL ID:201202266781207591   整理番号:12A0060124

頬粘膜による潜在的な蛋白質ドラッグデリバリーシステムとしての凍結乾燥したキトサンウエハの開発および物理-機械的特性評価

Development and physico-mechanical characterisation of lyophilised chitosan wafers as potential protein drug delivery systems via the buccal mucosa
著者 (4件):
資料名:
巻: 91  ページ: 258-265  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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頬粘膜による潜在的な蛋白質ドラッグデリバリーシステムとして,キトサンからの凍結乾燥したウエハを開発した。ウエハは,異なる濃度の可塑剤としてのグリセロールおよび凍結保護物質としてのd-マンニトールを組み込んだポリマーの水性ゲルの凍結乾燥によって調製された。さらなる開発のための最適系を選択するために,その物理-機械的特性によって,異なる配合が特性評価された。可塑剤および凍結保護物質の両方が各々6.5mgでの最適化された配合が,ウシ血清アルブミンで装填され,アニーリングの有り無しで凍結乾燥された。示差走査熱量測定法を用いて,凍結乾燥前の熱事象および凍結乾燥後のウシ血清アルブミンの可能な相分離を評価することによって,適切な凍結乾燥サイクルを決定した。テキスチャー解析を用いて,0.1M燐酸塩バッファー塩水中で水和能力および薬剤放出研究をおこないながら,引張モードでのin vitro粘膜付着特性,熱重量分析による在留水分含有量を研究した。走査型電子顕微鏡法およびX線回折法を用いて微視的構造および結晶度をそれぞれ調べた。アニーリングプロセスによって,水和の容易さ,in vitro粘膜付着特性,微視的構造およびBSA放出が影響を受けた。アニールおよび非-アニールウエハに対して,それぞれ91.5%および80.1%の7h累積百分率薬剤放出が観測された。結果は,蛋白質ベースの薬剤の頬粘膜配送に対して凍結乾燥キトサンウエハを用いる可能性を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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物理薬剤学  ,  多糖類 

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