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J-GLOBAL ID：201202266820091059   整理番号：12A0966762

油絵具の酸化発熱により自然発火した火災

資料名： 火災  (日本火災学会誌)
巻： 62  号： 3  ページ： 47-50  発行年： 2012年06月20日 
JST資料番号： S0193A  ISSN： 0449-9042  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 標記の火災の現場見分状況と関係者の供述を示した。また,油絵具類の出火危険性について述べ,焼損物件の鑑定結果を説明した。鑑定結果から乾燥促進剤の影響による不飽和脂肪酸の自然発火の可能性が高いことがわかり,実施した再現実験について解説した。出火原因は,油絵を描いた際に使用した画用液が染み込んだティッシュペーパーを,ごみ箱内に丸めて捨てたため,シッカチーフの乾燥促進作用により,リンシードオイルに含まれる不飽和脂肪酸の酸化が促進されて発熱し出火したと判断した。

シソーラス用語： 絵画 ,  *顔料 ,  酸化 ,  *自然発火 ,  *火災 ,  *事故調査 ,  東京都 ,  現地調査 ,  リスク評価 ,  実物試験 ,  乾燥剤 ,  温度変動 ,  高等学校 ,  予防
準シソーラス用語： *油絵具

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸化 ,  発熱 ,  自然発火 ,  火災