抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ボウタイアンテナに折返し構造を付加することでVSWR≦2となる最低動作周波数が低周波化し,アンテナの小形化が可能であることが既に報告されている。しかしながら,折返し構造上の共振によってVSWR特性が劣化し,広帯域特性が制限されるという問題が生じる。ここではこの劣化を解消するために,折返し構造上の不要共振を取り除く2種類の折返し構造の形状を提案する。折返し構造の形状や付加素子の装荷によって折返し構造上の電流経路が変化し共振状態が解消されることから,VSWR特性の劣化を抑制し広帯域化を図ることができる。また,これらの変形した折返し構造によって,従来のボウタイアンテナの31%のアンテナ占有面積でボウタイアンテナと同様の帯域制限のない広帯域特性が得られる。(著者抄録)