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J-GLOBAL ID:201202266832177064   整理番号:12A0930695

ペクチンアラビナン生合成関連ARAD蛋白質は植物で過渡的過剰発現が発生したとき複合体を形成する

ARAD proteins associated with pectic Arabinan biosynthesis form complexes when transiently overexpressed in planta
著者 (16件):
資料名:
巻: 236  号:ページ: 115-128  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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グリコシルトランスフェラーゼ複合体は植物細胞壁,例えばセルロースの生合成に関与することが確認されている。このような複合体がペクチンの生合成にどの程度まで関与するかは確認されていない。この疑問を調べるために,グリコシルトランスフェラーゼファミリーGT47のARAD1(アラビナン欠損1)とそのホモログARAD2に関して研究を開始した。生体分子蛍光補完,Forster共鳴エネルギー移動および非還元ゲル電気泳動法を用いて,Nicotiana benthamianaにおいて過渡的に発現したときにARAD1とARAD2が同じゴルジ画分に局在しホモとヘテロ分子間二量体を形成することを示した。arad2細胞壁またはこれに関する画分の生化学的分析により野生株と比較して単糖類組成が異なることを示した。二重変異体arad1 arad2はarad1細胞壁表現型をもち,ARAD2の過剰発現はarad1表現型を補完しなかった。これはARAD1とARAD2が冗長酵素ではないことを示した。突然変異体の細胞壁構造を詳細に調べるために,免疫組織化学法をarad1,arad2およびarad1 arad2上でアラビナン特異的なモノクローナル抗体LM13を用いて行った。根において,arad2の標識パターンは野生株,arad1およびarad1 arad2のそれとは異なった。同様に,花序茎の表皮細胞壁ではarad2と野生株,arad1またはarad1 arad2間に差があった。全体的に,これらのデータによりARAD2がアラビナン生合成と関係しARAD1とは冗長でなく,2グリコシルトランスフェラーゼがジスルフィド架橋によりともに役立つ複合体機能をもつことを示した。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現 
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