文献

J-GLOBAL ID：201202266835538572   整理番号：12A0214770

LSM-YSZ固体酸化物燃料電池複合カソードのための粒子サイズを設計することによる微細構造最適化

Microstructural Optimization by Tailoring Particle Sizes for LSM-YSZ Solid Oxide Fuel Cell Composite Cathodes

著者 (2件)： DUONG Anh T. (Univ. California, California, USA) ,  MUMM Daniel R. (Univ. California, California, USA)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 159  号： 1  ページ： B40-B53  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： La_0.8Sr_0.2MnO_3-δ(LSM)と8mol%のイットリウムで安定化したZrO₂(YSZ)を用いた固体酸化物燃料電池(SOFC)カソード複合材料についてLSMとYSZの粒子サイズを変えることによって性能と微細構造の間の相関を研究した。電気化学的試験から粒子サイズの間の不均衡がより大きいと電極抵抗もより高くなることが分かった。このことは集束イオンビーム(FIB)/走査電子顕微鏡法(SEM)を用いた3次元再構成による微細構造解析によっても支持された。電極抵抗の逆数と電気化学的に活性な三相境界(TPB)密度との間にほぼ1対1の関係が見られた。粒子サイズがより粗で,粒子サイズ不均衡がより大きいと,TPBの長さと表面密度はより低くなり,性能はより低くなる。このことから複合材料構成相の体積比のみがカソード性能を決定するのではなく,2つの成分の粒子サイズも重要な因子であることを示している。

シソーラス用語： *固体酸化物燃料電池 ,  *カソード ,  電極材料 ,  セラミック ,  複合材料 ,  多孔質体 ,  微細構造 ,  ストロンチウム化合物 ,  *マンガン酸塩 ,  ランタン化合物 ,  酸化イットリウム ,  *酸化ジルコニウム ,  カソード還元
準シソーラス用語： マンガン酸ランタンストロンチウム ,  *酸素還元反応

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (7件)： LSM ,  YSZ ,  固体酸化物燃料電池 ,  複合カソード ,  粒子サイズ ,  設計 ,  構造最適化