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J-GLOBAL ID:201202266859959625   整理番号:12A0930482

残留双極子結合から蛋白質における局所秩序の標準テンソル解析

Standard Tensorial Analysis of Local Ordering in Proteins from Residual Dipolar Couplings
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 21  ページ: 6106-6117  発行年: 2012年05月31日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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異方性液晶に溶解した蛋白質中残留双極子結合(RDC)はスピンプローブの外部媒質関係と内部蛋白質関係の秩序化から生じる。著者らは蛋白質中RDCを処理するモデルなし解析(MFA)と呼ぶ方法を開発した。公知分子の枠組み中,一軸液晶ダイレクタの面で定義した対角順位2のテンソルによって標準方式で大域秩序を与えた。MF中でも与えられる球状調和集団平均値<Y<sub>2m</sub>(θ,φ)>,m=0,±1,±2によって記述した。これらの量からmf-RDCと呼ぶ方法は二乗一般化秩序パラメータ(S<sub>rdc</sub><sup>2</sup>),異方性無秩序振幅(方向)η(Φ′)及び平均プローブ配向,すなわち局所ダイレクタに対する近似(N-H)<sub>eff</sub>を誘導した。(N-H)<sub>eff</sub>は<Y<sub>2D</sub>>が最小になる枠組み変換を通して決定した。Φ′は引き続く<Y<sub>22</sub>+Y<sub>2-2</sub>>が最小になる枠組み変換に関連している。以前ユビキチンのN-HとC-C<sub>Me</sub>部位に適用した。ここでは,個別<Y<sub>2m</sub>(θ,φ)>テンソルをSaupeテンソルに変換し,対角化した。これは標準手法である。固有値S<sub>xx</sub>,S<sub>yy</sub>及びS<sub>zz</sub>を生じ,順位2局所秩序化テンソルの主軸系(PAS),S<sub>1</sub>,S<sub>rdc</sub><sup>2</sup>,η及びΦ′をS<sub>xx</sub>,S<sub>yy</sub>及びS<sub>zz</sub>として作り直した。mf-RDC枠組み変換は通常のWigner回転と同じでない。標準テンソル解析は新情報を提供した。S<sub>rdc</sub><sup>2</sup>に対する局所秩序化斜方晶の寄与を評価した。ユビキチンのαヘリックスについて,C<sup>α</sup><sub>i-1</sub>-C<sup>α</sup><sub>i</sub>として主な局所秩序化軸を割付けた;Me部位については,mf-RDCの通りC-C<sub>Me</sub>軸に関連した。秩序化強度はMe型と相関した。ps~ns局所運動に関連したS<sub>1</sub>強度(斜方晶性)はns~ms局所運動によって中程度(実質上)に縮減した。蛋白質中局所ダイレクタとプローブ中S<sub>I</sub>のPASの任意配向を可能にする標準テンソル展望に基づく実験RDCを解析するスキームを数式化した。
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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