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J-GLOBAL ID：201202266865901132   整理番号：12A0955366

可視光域の光触媒材料として期待されるBi₂Ti₂O₇ナノワイヤーの電子的および光学的特性に対する表面の効果

Surface effect on electronic and optical properties of Bi₂Ti₂O₇ nanowires for visible light photocatalysis

著者 (4件)： FU Q. (State Key Lab. of Optoelectronic Materials and Technologies, Inst. of Optoelectronic and Functional Composite ...) ,  HE T. (State Key Lab. of Optoelectronic Materials and Technologies, Inst. of Optoelectronic and Functional Composite ...) ,  LI J. L. (State Key Lab. of Optoelectronic Materials and Technologies, Inst. of Optoelectronic and Functional Composite ...) ,  YANG G. W. (State Key Lab. of Optoelectronic Materials and Technologies, Inst. of Optoelectronic and Functional Composite ...)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 111  号： 12  ページ： 124306-124306-6  発行年： 2012年06月15日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光触媒材料への応用が期待される,パイロクロア化合物のBi₂Ti₂O₇ナノワイヤーの構造,電子的および光学的特性を,疑ポテンシャル密度汎関数理論に基づく計算によって理論的に研究した。電子構造に関する基礎計算から,Bi₂Ti₂O₇ナノワイヤーのバンドギャップはバルクのバンドギャップに比べて修正される可能性があることが分かった。ナノワイヤー表面上の酸素原子とビスマス原子によって誘起される価電子帯内の中間バンド状態は伝導帯の方向にシフトし,結果としてバンドギャップが縮小することが分かった。また,計算された光学的特性の結果から,ナノワイヤーの吸収端は赤色方向にシフトすることが判明した。これらの理論的結果は,パイロクロア化合物のBi₂Ti₂O₇から成るナノワイヤーが,太陽光支援の水分解反応のような光触媒への応用が期待される有望な材料であることを示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *可視光 ,  *光触媒 ,  *チタン酸塩 ,  ビスマス化合物 ,  *ナノワイヤ ,  パイロクロア型結晶 ,  密度汎関数法 ,  ポテンシャル ,  *バンドギャップ ,  *光吸収スペクトル
準シソーラス用語： 擬ポテンシャル

分類 (2件)： 光学スペクトル及び光散乱一般  (BM08050S) ,  絶縁体結晶の電子構造  (BM02070Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 可視光域 ,  光触媒材料 ,  期待 ,  ワイヤー ,  電子 ,  光学的特性