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J-GLOBAL ID：201202266883258336   整理番号：12A1327807

銅イオンの近赤外検出のための安定で水溶性のネオジムドープランタノイドフッ化物ナノ粒子

The stable and water-soluble neodymium-doped lanthanide fluoride nanoparticles for near infrared probing of copper ion

著者 (2件)： XUE Fang-min (State Key Lab. of Medicinal Chemical Biology and Res. Center for Analytical Sciences, Coll. of Chemistry, Nankai ...) ,  WANG He-fang (State Key Lab. of Medicinal Chemical Biology and Res. Center for Analytical Sciences, Coll. of Chemistry, Nankai ...)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 99  ページ： 1057-1061  発行年： 2012年09月15日 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ネオジム(Nd³⁺)ドープナノ材料は,ユニークな近赤外(NIR)ルミネセンス性を示す。しかしNdドープナノ材料の化学センサへの適用はほとんど研究されていない。本報では,水溶性のリン酸二水素2-アミノエチルで安定化したNdドープLaF₃(ADP-Nd-LaF₃)ナノ粒子を,化学センサのNIRプローブとして調べた。ADP-Nd-LaF₃ナノ粒子の1061nmのNIR発光強度は,いろいろなpHおよび銅イオン以外のほとんどの金属イオンの共存下で水溶液中で安定であり,その結果,Cu(II)に対する高選択的NIRプローブとして開発することができた。ADP-Nd-LaF₃のNIR発光は,5~100μMの範囲で,Cu(II)に対して直線消光応答を示し,検出限界は0.8μMであった。5μM Cu(II)の11回の繰り返し検出の精度は0.5% (RSD)であった。ヒト尿および廃水試料中にスパイクしたCu(II)の回収率は102~109%の範囲であった。ADP-Nd-LaF₃ナノ粒子のCu(II)誘起蛍光消光の機構についても検討した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *金属イオン ,  銅化合物 ,  ナノ粒子 ,  近赤外スペクトル ,  *ネオジム ,  *赤外発光スペクトル ,  *フッ化物 ,  *ランタン化合物 ,  消光 ,  *イオンセンサ ,  化学センサ ,  蛍光センサ ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル ,  アミノアルコール
準シソーラス用語： *銅イオン ,  *フッ化ランタン ,  蛍光消光

分類 (2件)： 無機化合物の物理分析  (CC03024P) ,  分析試薬  (CC02030D)

物質索引 (1件)： りん酸二水素2-アミノエチル

タイトルに関連する用語 (4件)： 銅イオン ,  近赤外 ,  水溶性 ,  ナノ粒子