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J-GLOBAL ID:201202266887996340   整理番号:12A0944666

土壌環境制御による植生制御 外来植物であるセイタカアワダチソウの草原から在来植物であるチガヤの草原へ

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資料名:
巻: 46  号:ページ: 89-95  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: L2274A  ISSN: 0289-8233  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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土壌の化学的特性が,そこに成立する植生の群落タイプに大きな影響を及ぼしていることと,この土壌の化学的特性をコントロールすることによって植生をある程度コントロールできることが明らかとなったので報告した。外来植物と在来植物の生育環境のちがいは,とくに土壌pHと有効態リン酸にあり,前者は高く,後者は低い土壌に生育する。日本で外来植物が多くなったのは,戦後の土壌改良や土木工事により,農作物が生育し易い富栄養の土壌に改良したためである。セイタカアワダチソウが蔓延する場所で,土壌pHを低下させる塩化アルミニウム6水和物を使い,pHを下げると2年以上にわたり,被度が低く抑えられ,代わりにチガヤが優占する植生が成立した。肥料や土壌改良材の使い方や,管理方法などを見直し,窒素とリンの流入過剰の状態を見直すべきなのかもしれない。
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分類 (1件):
分類
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植物栄養 

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