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J-GLOBAL ID：201202266907457912   整理番号：12A0478421

nAChRsの不活動誘導性増加はShal K⁺チャンネルを上方制御してシナプス電位を安定化する

Inactivity-induced increase in nAChRs upregulates Shal K⁺ channels to stabilize synaptic potentials

著者 (2件)： PING Yong (Colorado State Univ., Colorado, USA) ,  TSUNODA Susan (Colorado State Univ., Colorado, USA)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 15  号： 1  ページ： 90-97  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ショウジョウバエ中枢ニューロンにおけるニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)の持続的に阻害は,新たに翻訳されたショウジョウバエ(D)α7-nAChRと,それに由来する微小興奮性シナプス後電位の恒常的増加を引き起こした。Dα7-nAChRの増加はまた,それらを介するCa²⁺流入の増大とそれに続くカルモジュリンキナーゼIIの活性化を生じ,A型Shal K⁺チャンネルの発現と機能を増した。このように,Dα7-nAChRの増加は微小興奮性シナプス後電位の増大を生じるが,それによって誘導されるShal K⁺チャンネルの上方制御がシナプス電位を安定にする。

シソーラス用語： ショウジョウバエ ,  *ニコチン受容体 ,  シナプス後電位 ,  CaMキナーゼ ,  *カリウムチャンネル ,  興奮性シナプス後電位 ,  神経伝導 ,  電流 ,  ニューロン ,  *中枢神経系 ,  酵素活性化 ,  カルシウム
準シソーラス用語： *Shalカリウムチャンネル ,  カルモジュリンキナーゼII ,  微小シナプス後電位 ,  カルシウム流入 ,  EPSC

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 活動 ,  チャンネル ,  上方制御 ,  シナプス電位 ,  安定化