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J-GLOBAL ID：201202266945889540   整理番号：12A0224846

単積分球からの生体組織の光学係数の決定

Determination of optical coefficients of biological tissue from a single integrating-sphere

著者 (3件)： ZHANG Lianshun (Civil Aviation Univ. China, Tianjin, CHN) ,  SHI Aijuan (Civil Aviation Univ. China, Tianjin, CHN) ,  LU Hongguang (Guiyang Medical Univ., Guiyang, CHN)
資料名： Journal of Modern Optics  (Journal of Modern Optics)
巻： 59  号： 1/2  ページ： 121-125  発行年： 2012年01月10日 
JST資料番号： D0250A  ISSN： 0950-0340  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,単一積分球による単一反射率測定から生体内で組織の光学的性質を得ることを可能にするアルゴリズムを開発することである。光と組織との相互作用の検出は,組織の光学的性質の特性評価のために用いることができる。単積分球を用いて測定した単一光反射スペクトルから生体組織の光学係数を決定する方法の開発について記述した。実験システムは,DH-2000重水素タングステンハロゲン光源,USB4000-VIS-NIR小型光ファイバー分光計および積分球が組み込まれた。試験サンプルにおける組織の散乱および吸収特性を模倣するために,脂質乳剤とインクを用いた。逆伝搬神経回路網(BPNN)を訓練するために,様々な散乱および吸収特性の測定された光反射スペクトルを用いた。ひとつの積分球によって測定された単一光反射スペクトルから生体組織の光学係数を決定するために,神経回路網(BPNN)を用いた。シミュレーションファントムについてのテストは,本手法の相対誤差は,換算散乱係数に対して7%,そして吸収係数に対して15%であることを示した。人皮膚の光学的性質も生体内で測定した。

シソーラス用語： *生体組織 ,  生検 ,  *反射率 ,  積分球 ,  光学的性質 ,  計測 ,  *アルゴリズム ,  キャラクタリゼーション ,  光ファイバ ,  分光計 ,  ファントム ,  シミュレーション ,  光散乱 ,  吸収 ,  反射スペクトル ,  神経回路網 ,  ニューラルネットワーク ,  逆伝搬法 ,  誤差 ,  吸収係数 ,  皮膚 ,  脂肪乳剤 ,  インク
準シソーラス用語： 拡散反射スペクトル ,  *拡散反射率 ,  逆伝搬ニューラルネットワーク ,  脂質乳剤 ,  生体組織検査法 ,  相対誤差 ,  特性評価 ,  反射率測定

分類 (2件)： 光学的測定とその装置一般  (BD07010S) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 積分球 ,  生体組織 ,  光学 ,  係数