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J-GLOBAL ID：201202266947909670   整理番号：12A0664115

毒性AβオリゴマーとAlzheimer病:衣服が必要な皇帝

The toxic Aβ oligomer and Alzheimer’s disease: an emperor in need of clothes

著者 (5件)： BENILOVA Iryna (Univ. Leuven, Leuven, BEL) ,  BENILOVA Iryna (VIB Center for the Biology of Disease, Leuven, BEL) ,  KARRAN Eric (Univ. Leuven, Leuven, BEL) ,  DE STROOPER Bart (Univ. Leuven, Leuven, BEL) ,  DE STROOPER Bart (VIB Center for the Biology of Disease, Leuven, BEL)
資料名： Nature Neuroscience  (Nature Neuroscience)
巻： 15  号： 3  ページ： 349-357  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1370A  ISSN： 1097-6256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Alzheimer病の病因としてアミロイドペプチド(Aβ)は重要な役割を演じているが,神経死に関わる正確な役割は不明である。今回,毒性AβオリゴマーとAlzheimer病におけるその役割,毒性Aβオリゴマーの定義および薬物標的として毒性オリゴマーを考慮する理由があるかどうかについて概説した。Alzheimer病におけるオリゴマーの役割,Aβの単量体生成からプラーク集合体,可溶性Aβ,脳由来オリゴマー種,Aβオリゴマー毒性などについて解説した。この分野の最近の動きは,Aβオリゴマーとタウ病理間の関連である。種々のオリゴマーの神経毒性はタウリン酸化と関連し,タウ遺伝子のサイレンシングやノックアウトで減弱し得るとの報告がある。Aβオリゴマーに加え,過酸化水素,グルタミン酸などの他の非特異的細胞ストレッサーが類似のタウ変化を誘導し得るとの報告は興味深い。

シソーラス用語： *アミロイドβタンパク質 ,  オリゴマ ,  *Alzheimer病 ,  単量体 ,  プラーク ,  凝集体 ,  τタンパク質 ,  リン酸化 ,  遺伝子 ,  遺伝子発現 ,  遺伝子ターゲティング ,  過酸化水素 ,  アミノ酸 ,  因子 ,  ヒト ,  アミノ酸配列 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン ,  遺伝子サイレンシング ,  τ遺伝子 ,  ストレッサー ,  遺伝子ノックアウト法 ,  *アミロイド ,  *糖タンパク質 ,  *動物タンパク質 ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： Aβペプチド ,  サイレンシング ,  遺伝子ノックアウト

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  中枢神経系  (EJ12030F) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： グルタミン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 毒性 ,  オリゴマー ,  Alzheimer病 ,  衣服