抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,企業内の品質教育について,教育を計画する(仕掛ける)組織側と,教育を受ける側に分けて様々な考察を行った。具体的には,1)教育を仕掛ける側から見た問題(教育は経費か投資か,教育効果の測定への考え方),2)教育を受ける側から見た問題(現代の世情と実態認識,教育受講すると得になる状況を作り出すなど現実的な対応への考え方),3)教育をめぐる様々な課題と処方(教育効果半減期3ケ月の法則,事例やマニュアル依存体質,仕事と教育の両立のハザマ,人の評価は知識測定か能力測定か,教育と訓練の違い,標準化と教育の関係,OFF OJTとOJT,非正規社員と教育,最近の新入社員と教育のあり方など)である。最後に品質教育は戦略的に進める必要があるとして,戦略13項目(目的の明確化,目標の設定,現状の認識,環境の認識,変化予測など)を提示した。