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J-GLOBAL ID：201202266977616910   整理番号：12A1698172

力学量標準トレーサビリティ・ワークショップ JEMICにおける交流・直流電圧比の校正と校正の不確かさ

著者 (3件)： 堤晋太郎 (日電検) ,  渡部英治 (日電検) ,  上原剛 (日電検)
資料名： 計測標準と計量管理  (Measurement Standards and Metrology Management)
巻： 62  号： 3  ページ： 24-28  発行年： 2012年11月20日 
JST資料番号： F0771A  ISSN： 1880-1420  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本電気計器検定所(JEMIC)では,電気,磁気,温度,光に関する標準の維持・管理を行ってきた。近年,力測定においても交流・直流における分圧比標準のJCSS校正の要求が高まっている。しかし,力計の指示装置(指示計)や指示計を校正するひずみ校正器(ひずみ校正器)への標準供給は,いくつかの技術的な課題もありJCSS校正での供給は困難であった。そこで,現在JEMICでは,新たに力測定に対応した交流・直流の分圧比標準の構築を検討し,JCSS校正の実施に向けた取り組みを行っている。本稿では,JEMICにおいて検討している力測定に対応した交流・直流の分圧比標準の供給体系,供給範囲及び校正方法を紹介し,今後JCSS校正で供給した場合に想定される校正の不確かさ等について報告した。

シソーラス用語： キャリブレーション ,  *トレーサビリティ ,  *力学量測定器 ,  交流電圧 ,  直流電圧 ,  分圧 ,  *分圧器 ,  標準器 ,  電圧測定

分類 (2件)： 力,仕事量,圧力,摩擦の計測法・機器  (AD05050V) ,  電流,電圧,電荷の計測法・機器  (AD07020C)

引用文献 (6件)：

• 1)http://www.bipm.org/exalead_kcdb/exa_kcdb.jsp?_p=AppB&_q=ratio
• 2)Günther Ramm :“Calibration of bridge standard for use in strain-gage measurements”, Reports in Applied Measurement RAM, Vol.6, Nr. 1, S. 26-30 (1990)
• 3)Reinhold Vollmert and Gunther Ramm :“Realization, maintenance and dissemination of the measurand“AC voltage ratio in mV/V”for strain gauge measurements”, IMEKO World Congress, Celle, 2002
• 4)遠藤忠、中村 安宏、吉広和夫、ヤロスラフ・ボハチェック“ストレイン・ゲージ・トランスデューサ出力測定用精密計測器の校正”、平成10年電気学会全国大会、pp1-262-1-263(1998)
• 5)堤 晋太郎、“力測定における交流電圧比の校正方法の検討”、電気学会計測研究会資料、IM-11-049, 2011

タイトルに関連する用語 (8件)： 力学量 ,  標準 ,  トレーサビリティ ,  ワークショップ ,  交流 ,  直流電圧 ,  校正 ,  不確かさ