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J-GLOBAL ID：201202266989013456   整理番号：12A1504296

アンケート調査からみた「Walkable Neighborhood」に関する歩行者意識

“Walkable Neighborhood” Projected through the Questionnaire Survey of Pedestrians’ Consciousness

著者 (4件)： KANG Kihyun (九大 大学院人間環境学研究院) ,  末吉祐樹 (九大 大学院人間環境学研究院) ,  藤本慧悟 (九大 大学院人間環境学研究院) ,  有馬隆文 (九大 大学院人間環境学研究院)
資料名： 都市・建築学研究  (九州大学大学院人間環境学研究院紀要)
号： 22  ページ： 21-27  発行年： 2012年07月15日 
JST資料番号： L7736A  ISSN： 1346-5325  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 欧米で注目されているWalkable Neighbourhood(歩ける街)に関して日本における理論構築に向けた研究を行った。欧米の論文から評価指標を抽出・整理し,福岡市を対象とした国勢調査データ・パーソントリップ調査データを用いて因子分析を行い,クラスタ分析により類型化した。続いて歩行に関する実態・意識,地域への愛着などについてアンケート調査を実施した。その結果,1)都心と郊外で歩行時間,目的などに大差はないが,歩行者に好まれる街路は都心における賑わいや防犯面の重視などの差異があること,2)歩くことに積極的な層と消極的な層が存在し,歩行の促進には両者への対応を分ける必要があること,3)歩く意思と地域への愛着に大きな関連があり,能動的に歩きたいと思える環境が地域への愛着を醸成させること,などが分かった。

シソーラス用語： *アンケート ,  *都市環境 ,  *歩行 ,  指標 ,  評価基準 ,  福岡県 ,  パーソントリップ調査 ,  因子分析 ,  国勢調査 ,  クラスタ分析 ,  分類 ,  意識 ,  愛情 ,  都心 ,  都市郊外 ,  実態調査
準シソーラス用語： *Walkable Neighbourhood

分類 (1件)： 開発,再開発,都市整備  (RD02030V)

引用文献 (15件)：

• 1)Neville Owen, 他9名 : Neighborhood Walkability and the Walking Behavior of Australian Adults, American Journal of Preventive Medicine, No. 33, pp.387-395, 2007
• 2)Saelens B.E, Sallis J.F, Black J.B, Chen D : A Neighborhood-based differences in physical activity: an environment scale evaluation, Research and Practice, No.93, pp.1552-1558,2003
• 3)Millington C, Thompson C.W, Rowe D, Aspinall P, Fitzsimons C, Nelson N, Mutrie N : Development of the Scottish Walkability Assessment Tool(SWAT), Health Place, No.15, pp.474-481, 2009
• 4)Frank L.D, Schmid T.L, Sallis J.F, Chapman J, Saelens B.E:Linking objectively measured physical activity with objectively measured urban form American, Journal of Preventive Medicine,No.28(2S2),pp.117-125, 2005
• 5)James R.Parks, Joseph L.Schofer : Characterizing neighborhood pedestrian environments with secondary data, Transportation Research Part D 11, pp.250-263, 2006

タイトルに関連する用語 (3件)： アンケート調査 ,  歩行者 ,  意識