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J-GLOBAL ID：201202266996126207   整理番号：12A0706282

高性能色素増感太陽電池のためのsp²選択的窒素ドープカーボンナノチューブチャネルによるFermiエネルギーレベルのチューニング

Fermi energy level tuning for high performance dye sensitized solar cells using sp² selective nitrogen-doped carbon nanotube channels

著者 (8件)： LEE Ga In (KAIST, Daejeon, KOR) ,  NATH Narayan Chandra Deb (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  SARKER Subrata (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  SHIN Weon Ho (KAIST, Daejeon, KOR) ,  AHAMMAD A. J. Saleh (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  KANG Jeung Ku (KAIST, Daejeon, KOR) ,  LEE Jae-Joon (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Jae-Joon (Konkuk Univ., Chungju, KOR)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 15  ページ： 5255-5259  発行年： 2012年04月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Feナノ粒子を触媒とし,CH₄とN₂ガスを原料として,プラズマCVD(PECVD)法により,Si上にsp²窒素ドープカーボンナノ粒子(N(sp²)-CNT)を調製し,XSPにより確認した。直径25nmのTiO₂ナノ粒子とヒドロキシプロピルセルロースの1:1の混合コロイド溶液に0.9,0.2,0.025もしくは0.01%でN(sp²)-CNTを加え,フッ素ドープ酸化スズ基板上に内部にN(sp²)-CNTチャネルを有する厚さ1μmのTiO₂多孔性層を持つ電極を作成した。また,必要に応じ,これをN719で色素増感した電極を作成し,それらを光電極とし,0.6M DMPH/0.1M LiI/0.1I₂/tBP/MPN電解液中での電圧電流特性,電気化学インピーダンスを測定した。N(sp²)-CNTチャネルの導入によりTIO₂光電極のFermiレベルの青色シフト,光誘起電子の拡散係数と光電流が増加,電荷再結合速度の減少が認められた。その結果として,閉回路電圧が0.74VとTiO₂単独での0.66Vに比べ高くなった。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *カーボンナノチューブ ,  *Fermi準位 ,  ドーピング ,  窒素 ,  プラズマCVD ,  X線光電子分光法 ,  ヒドロキシプロピルセルロース ,  *光電極 ,  電流電圧特性 ,  電気化学インピーダンス ,  青方偏移 ,  電子移動 ,  *光電流 ,  再結合 ,  光起電力
準シソーラス用語： N719 ,  XPA ,  光誘起電子移動 ,  酸化チタンナノ粒子 ,  *色素増感型太陽電池 ,  *窒素ドープカーボンナノチューブ ,  電荷再結合

分類 (4件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  応用物理化学的操作・装置  (XE03000E) ,  太陽電池  (NC03084O) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高性能 ,  色素増感太陽電池 ,  窒素ドープ ,  カーボンナノチューブ ,  チャネル ,  Fermiエネルギー ,  チューニング