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J-GLOBAL ID:201202267001046610   整理番号:12A0540926

微量元素汚染土壌でのバイオマス生産に適した樹木の種類の評価

Assessment of suitability of tree species for the production of biomass on trace element contaminated soils
著者 (5件):
資料名:
巻: 209-210  ページ: 233-239  発行年: 2012年03月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生物エネルギー生産に肥沃な農地を使うことを少なくするために,微量元素(TE)で汚染された土地で生物エネルギーとしてのバイオマス生成の可能性を検討した。土壌サンプルと成長した柳(Salix sp.),ポプラ(Populus sp.),樺(Betula pendula)の植物組織(葉,幹,樹皮)を,フランスとドイツの汚染された5か所から採取し,Zn,Cd,Pb,Ca,Kを分析した。葉の中のCd濃度は木の種類と関係していたが,Zn濃度は場所に関係していた。樺の葉のCd濃度(1.2-8.9mgkg-1)は,柳やポプラ(5-80mgkg-1)より著しく低かったことから,樺の周囲の土地のTE汚染のリスクは最小となる。樺では,樹皮中のCa(2300-6200mgkg-1)とK(320-1250mgkg-1)濃度は最低であり,KやCa濃度が高いと融点が下がりプラント寿命を短縮することから,樺が燃料生産に最適である。幹に比較して樹皮でTE濃度が高いことから,幹に対する樹皮の割合を低くすることが望ましい。一般に樹木は年が経るにつれて樹皮の割合は低下する。結論として,TE汚染地でのバイオマス生産では,検討した中では樺が最適であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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植物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般  ,  土壌汚染 
タイトルに関連する用語 (5件):
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