文献

J-GLOBAL ID：201202267003747585   整理番号：12A1598145

酸化グラフェン紙状材料におけるエポキシド種形成と官能基分布

Epoxide Speciation and Functional Group Distribution in Graphene Oxide Paper-Like Materials

著者 (7件)： HUNT Adrian (Univ. Saskatchewan, Saskatchewan, CAN) ,  DIKIN Dmitriy A. (Northwestern Univ., IL, USA) ,  KURMAEV Ernst Z. (Inst. Metal Physics, RAS, Yekaterinburg, RUS) ,  BOYKO Teak D. (Univ. Saskatchewan, Saskatchewan, CAN) ,  BAZYLEWSKI Paul (Univ. Saskatchewan, Saskatchewan, CAN) ,  CHANG Gap Soo (Univ. Saskatchewan, Saskatchewan, CAN) ,  MOEWES Alexander (Univ. Saskatchewan, Saskatchewan, CAN)
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 22  号： 18  ページ： 3950-3957  発行年： 2012年09月25日 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3種の方法で作製した酸化グラフェン紙状シートの電子構造と化学結合を調べた。2種は完全に酸化したグラフェンシートの水濾過で作製し,その一方にはドデシルアミンを層間挿入した。もう一つは酸化グラフェンをヒドラジン水和物で還元したものを用いた。評価には,X線吸収端近傍スペクトル(XANES)および共鳴X線発光分光法(RXES)を用いた。ヒドラジン還元した試料は線欠陥形成を促進し,層関挿入した試料は抑制することを明らかにした。ヒドロキシル官能基は炭素の基底面上の密に酸化したゾーンに集積する傾向を示した。官能基化されていない炭素位置は極めて類似した結合を示し,酸化グラフェンからグラフェンを作製するには還元だけでは不十分であることを確認した。

シソーラス用語： *炭素材 ,  濾過 ,  紙 ,  インターカレーション ,  還元 ,  ヒドラジン ,  格子欠陥 ,  構造 ,  化学結合 ,  基 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： 官能基 ,  構造欠陥 ,  *酸化グラフェン

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

物質索引 (1件)： ドデシルアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化グラフェン ,  エポキシド ,  種形成 ,  官能基 ,  分布