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J-GLOBAL ID：201202267008512144   整理番号：12A1508062

Carl Zeise ディスタゴン T 2.8/15mm ZE

Carl Zeiss Distagon T^* 2.8/15mm ZE

著者 (1件)： CARTER Kevin
資料名： British Journal of Photography  (British Journal of Photography)
号： 7805  ページ： 88-89  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： B0094A  ISSN： 0007-1196  CODEN： BRJFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Carl Zeise(カールツァイス)の超広角レンズ,Distagon(ディスタゴン)T 2.8/15mm ZEのテスト報告である。性能・機能や特徴を説明した。本レンズはZEマウントを使用できる。レンズ構成はレトロフォーカス型の12群15枚で,フローティングシステムを構成している。そのうちの2枚は非球面レンズで,6枚は異常低分散ガラスレンズである。非球面レンズは歪曲収差と像面湾曲を補正し,かつレンズの小型化に役立っている。口径食,フレア,及びゴーストの低減などに対する焦点リングと金属フードの役割にも触れた。画質については,光学歪曲収差は低レベルであるが,距離やフレームによる出方を説明した。口径食の焦点距離や絞りによる出方も説明した。口径食はカメラ側のソフトで補正できる。被写界深度の影響や色・色収差についても説明した。外側領域の幾何学的比率はよく保たれているが,縁部と端部の細かい表現がわずかに不鮮明になる。最大絞りにおける細かい描写は非常に優れているが中央部から端部,縁部と漸次低下する。本レンズは対応する他のレンズと比べて最も高価であるが,最大絞りにおける口径食を除き総ての性能がきわだって優れている。

シソーラス用語： *写真レンズ ,  性能評価 ,  非球面レンズ ,  画質 ,  画像歪 ,  収差補正 ,  画像ぼけ ,  ゴースト ,  絞り ,  色収差
準シソーラス用語： フレア ,  口径食 ,  *超広角レンズ ,  低分散ガラス ,  被写界深度 ,  歪曲収差

分類 (1件)： 光学器械要素とその材料  (QF05020K)