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J-GLOBAL ID:201202267081487085   整理番号:12A0677542

N添加TiO2の光触媒活性の強化を目指した,H2還元による酸素空格子点とN添加物の相乗作用の制御

Controlling the synergistic effect of oxygen vacancies and N dopants to enhance photocatalytic activity of N-doped TiO2 by H2 reduction
著者 (11件):
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巻: 425-426  ページ: 117-124  発行年: 2012年05月28日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この論文は,太陽エネルギーの有効利用を目指してN添加TiO2光触媒の活性を改善することに焦点を当てている。単純なH2還元が可視光または模擬太陽光照射下にエチレン酸化反応に対するN添加TiO2の光触媒活性を大きく高めることが判った。紫外可視拡散反射分光法(UV/visDRS),X線光電子スペクトル(XPS)および電子磁気共鳴(EPR)スペクトルを用いて,H2還元したN添加TiO2の表面特性と窒素添加物の化学的状態を特性解析した。その結果は,触媒表面からの窒素種を除去することなく,H2還元がN添加TiO2中の酸素空格子点とTi3+の発生を促進することを明らかにした。生成した酸素空格子点とTi3+種は,添加された窒素種からの電子励起に大きく影響し,結果としてN添加TiO2上の活性酸素種O2・-ラジカルの発生を調整した。酸素空格子点と添加窒素種の相乗作用は光触媒活性の強化に貢献したが,生成したTi3+イオンは光触媒活性を大きく抑制した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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物理化学一般その他  ,  光化学反応 
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