抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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旭川駅は,旭川鉄道高架化事業により4代目駅舎として平成23年に開業した。駅は実質的に4路線の接続駅になっていて,ホームは4面7線あり,大屋根で覆われ,外壁はガラスカーテンウォールで大雪山系などが見通せる。高架下には,鉄道施設のほかに旭川市観光物産情報センター,彫刻美術館など公共施設がある。機械設備工事は,鉄道事業施設,鉄道警察隊施設,店舗貸付スペース(FSR)および公共施設について実施したが,FSRについては換気,排煙設備のみを範囲とした。その他はテナント負担工事である。空調設備は,地球温暖化防止と燃料貯蔵スペースを省略できることから燃料には天然ガス(13A)を採用,熱源機器は冷温水発生器にした。各部の設備について紹介した。なお,構造的に高架下を二層使いとしたことで天井ふところに余裕がない部分が多く,均一な室温とするのに苦労をした。排煙設備,昇降機設備,出改札設備についても紹介した。なお,高架下の公共施設の空調設備については旭川市から要請があり,工事を受託した。熱源機器はガスヒートポンプ式パッケージエアコンと空調換気扇を組み合わせて設置した。