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J-GLOBAL ID：201202267154432136   整理番号：12A1420989

セメント形成-ポートランドセメントクリンカの高温フェーズ形成におけるサクセスストーリ

Cement Formation-A Success Story in a Black Box: High Temperature Phase Formation of Portland Cement Clinker

著者 (4件)： TELSCHOW Samira (Technical Univ. Denmark, Lyngby, DNK) ,  FRANDSEN Flemming (Technical Univ. Denmark, Lyngby, DNK) ,  THEISEN Kirsten (FLSmidth A/S, Valby, DNK) ,  DAM-JOHANSEN Kim (Technical Univ. Denmark, Lyngby, DNK)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 51  号： 34  ページ： 10983-11004  発行年： 2012年08月29日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セメント形成においては,特に,ロータリーキルンに関す高温プロセスについての詳細知見が要求される。本報では,セメント生成,セメント特性,およびクリンカ相反応を含む,セメントに関するトピックを紹介する。クリンカ化反応のラボスケール検討,およびセメント生成における最も重要な反応についても報告する。本検討に基づき,工業的ロータリーキルンにおけるクリンカ形成のメカニズムが判明した。クリンカ相は,固体状態で発生し,固-液および/または液-液反応を呈する。固体状態での反応によれば,CaO,SiO2,Al2O3,Fe2O3,ベライト,アルミネート,フェライトが形成され,固液反応では,アライトが形成される。アライト,ベライト,およびアルミネートの形成は,Ca2+の拡散により発現する。この化学種は,粒子間,または,粒子および溶融物間における界面を介した移動度が大きい。粒子径および粒子径分布は,クリンカの質,反応所要時間,可燃性に対し影響を与えた。

シソーラス用語： *ポルトランドセメント ,  *クリンカ ,  *セメント ,  焼成炉 ,  固相 ,  拡散 ,  粒子 ,  フェライト
準シソーラス用語： ロータリーキルン ,  固体状態 ,  アルミネート

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (3件)： セメント ,  フェーズ ,  ストーリ