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J-GLOBAL ID:201202267166276229   整理番号:12A1104776

in vitroシルクフィブロインの柔軟性再生

Flexibility Regeneration of Silk Fibroin in Vitro
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 2148-2153  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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天然シルク繊維は優れた強さと柔軟性があるが,再生シルク材料は一般に乾燥状態では脆くなる。シルクフィブロインの柔軟性の復元は長年研究者を悩ませる問題であった。現在の研究では柔軟な再生シルクフィブロインフィルムが天然形態と紡糸プロセスの模倣により可能となった。シルクI構造からなるシルクフィブロインフィルムは乾燥プロセス速度を遅くして作成した。その後シルクフィブロインフィルムを湿り状態で伸展し,シルクIからシルクIIへ構造遷移した。柔軟なフィルムと異なる脆さの再生フィルムの差異を再生シルク材料の柔軟性を決定する要因を明らかにするため調査した。メタノール処理シルクフィルムに比べ,シルクIIと似た構造と含水量をもつが,柔軟なシルクフィルムは遊離水より結合水を多く含み,柔軟性に結合水が大きく影響することを示す。さらなる研究により結合水の分布は,シルクフィブロインのナノ集合で促進できる乾燥状態のシルク柔軟性改良に決定的な要因となることが明らかになった。特に,結果により機械的特性とシルクフィブロイン構造との関連性を明らかにし,乾燥状態でより改良した機械特性をもつ新しいシルク材料を作成を指し示し,異分野の再生シルクフィブロイン材料の成型と応用を促進するものである。
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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