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J-GLOBAL ID:201202267177307886   整理番号:12A1445310

カテコラーゼ様活性の機能モデル サレン型Schiff塩基配位子を持つマンガン(II)錯体による機械論的アプローチ

Functional model for catecholase-like activity: A mechanistic approach with manganese(III) complexes of salen type Schiff base ligands
著者 (3件):
資料名:
巻: 365  ページ: 154-161  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: B0605C  ISSN: 1381-1169  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3つの新しいMn(III)錯体[MnL1(OOCH)(OH2)](1),[MnL2(OH2)2][Mn2L22(NO2)3](2)及び[Mn2L21(NO2)2](3)(ここに,H2L1=H2Me2Salen=2,7-ビス(2-ヒドロキシフェニル)-2,6-ジアザオクタ-2,6-ジエン及びH2Salpn=1,7-ビス(2-ヒドロキシフェニル)-2,6-ジアザヘプタ-1,6-ジエン)を合成した。X線構造解析から,1は単核化学種であるが,2は単核カチオン及びアニオンユニットで架橋(μ-1κO:2κO′)した二核亜硝酸化合物から成ることが明らかになった。また,3は配位した末端亜硝酸化合物を持つフェノキシド架橋した二量体であった。錯体1~3は,基質としての3,5-ジtert-ブチルカテコール(3,5-DTBC)に優れたカテコラーゼ様活性を示した。反応速度の測定は,このカテコール酸化の速度が,基質に対して飽和反応速度式及び触媒に対して一次反応速度式に従うことを示唆した。ESI-MSスペクトルから,反応過程の中間体としてビス(μ-オキソ)ジマンガン(III,III)の生成が確かめられた。3,5-DTBC存在下での錯体2の特徴的な6本のEPRスペクトルは,3,5-DTBC接触酸化の中間化学種としてマンガン(II)-セミキノネートの生成を支持した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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第6族,第7族元素の錯体  ,  その他の触媒 
物質索引 (5件):
物質索引
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