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J-GLOBAL ID:201202267196035579   整理番号:12A0840825

ポリエチレンフィルム中で遷移金属プロオキシダントの間の拮抗作用

Antagonism between transition metal pro-oxidants in polyethylene films
著者 (11件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 1178-1188  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ステアリン酸コバルト(II)(CoSt)又はステアリン酸鉄(II)(FeSt)と二酸化チタン(IV)(TiO2)のプロオキシダントの組合せを含む線状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムの酸化を屋外耐候性とともに促進光及び熱酸化条件下で評価した。表面溶化ナノTiO2のみを含むLLDPEは急激に光で白化し,~150nmの微視的空洞形成のため(カルボニル指標によって測定されたように)低いみかけの酸化度で脆化する。またCoStがフィルム内に誘導された時,~90%までの長い脆化時間,高いカルボニル指標及びフィルム白化の不在によって示された拮抗作用が起こった。これに対して,TiO2/FeStを含むフィルムは光酸化の間に白化し,44%長い脆化時間及び低いカルボニル指標のみをもつ低い拮抗作用を示した。プロオキシダントの間の拮抗作用は暗い熱酸化条件下では観測されなかった。X線蛍光顕微分光法元素マップはTiO2ナノ粒子は鉄及びコバルト金属イオンと空間的に相互関連し,重合体の酸化を開始するためラジカル種を生成することなく金属のレドックス状態のサイクリングを通して電子と正孔の捕捉を許すことを示した。TiO2/CoSt及びTiO2/FeStプロオキシダントの間の拮抗作用の差異は,Co3+/2+とFe3+/2+のそれぞれの還元電位及びTiO2粒子のUV伝導と価電子バンド端に及ぼすそれらの影響と関連することを示している。このような方法でTiO2の光化学は抑制され,光酸化寿命は遷移金属プロオキシダントの化学によって支配される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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光化学反応  ,  高分子の分解,劣化  ,  抵抗性 
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