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J-GLOBAL ID:201202267247560622   整理番号:12A0436730

pp-GalNAc-T13は三量体Tn抗原生成によりマウスLewis肺癌の高い転移能を誘導する

pp-GalNAc-T13 induces high metastatic potential of murine Lewis lung cancer by generating trimeric Tn antigen
著者 (15件):
資料名:
巻: 419  号:ページ: 7-13  発行年: 2012年03月02日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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癌転移機構を明らかにするため,高い転移能を示す亜系(H7-A,H7-Lu,H7-O,C4-scとC4-ly)を,マウスLewis肺癌亜系H7とC4をC57BL/6マウスに反復注射することにより得た。これら亜系はin vitroで増殖と浸潤活性の増加を示した。ガングリオシドプロファイルは,高い転移亜系で,親系より発現がより少ないことを示した。続いて,H7細胞でGM1シンターゼの安定なサイレンシングによりGM1-Si-1およびGM1-Si-2を確立した。これらGM1ノックダウンクローンは,増殖と浸潤の増加を示した。続いて,C4 vs. C4-lyまたはH7 vs. H7 (GM1-Si)の組み合わせで,DNAマイクロアレーにより発現量が著しく変化する遺伝子を探索した。その結果として,pp-GalNAc-T13を高い転移亜系でアップレギュレートされる遺伝子として同定した。pp-GalNAc-T13 cDNAのC4への安定なトランスフェクション(T13-TF)は,浸潤と動きを増加した。続いて,各種抗体とレクチンを用いた,免疫ブロッティングおよびフローサイトメトリーを行った。抗三量体Tn抗体(mAb MLS128)のみは,T13-TFクローンで三量体Tn抗原の発現量増加を示した。更に,免疫沈降/免疫ブロッティングをmAb MLS128により行い,三量体Tn抗原を有する80kDaバンド,すなわち,シンデカン-1を同定した。C4-scでの内因性pp-GalNAc-T13の安定なサイレンシングは,T13-KDクローンの皮下注射により生じた,原発性腫瘍が,対照クローンより筋膜および腹膜へのより低い癒着を示し,肺転移が有意に低下していることを明らかにした。これらデータは,pp-GalNAc-T13遺伝子の高い発現が,シンデカン-1に三量体Tn抗原を生成し,転移を増加することを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  糖質・糖鎖一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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